2011年9月5日月曜日

blind     海外でも話題! 衝撃の一作 チェルノブイリの・・・





「食欲の秋」食品の放射能除去って…

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新米の放射性セシウム検査が各地で始まっている。一つの食品に含まれる放射性物質は暫定規制値を下回っていても、さまざまな食品から少しずつ摂取することに不安を抱える人は多い。「食欲の秋」を迎え、家庭の台所でできる食品の放射能除去について考えた。 (白井康彦)
福島第一原発事故の影響で、暫定規制値を上回る放射性物質を含む野菜や茶などが相次いで出荷停止となった。ところが七月、放射性セシウムに汚染された牛肉が市場に出回っていたことが判明。小さい子どもを抱える母親らの間では、食品の放射能汚染への不安が広がっている。
こうした中、注目を集めているのが、財団法人原子力環境整備センター(現在の公益財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター)が一九九四年にまとめた研究報告「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」だ。同センターは放射性廃棄物の調査研究などに取り組む原子力推進団体。報告はHPにも掲載されている。
反原発の市民運動家として知られるNPO「食政策センタービジョン21」代表の安田節子さんは、報告について「八六年のソ連・チェルノブイリの原発事故後に起きた食品の放射能汚染の実態に基づいた研究で、内容は確か」と評価する。報告は分かりやすい。コメの場合は、(1)もみ殻を取る(2)精米する(3)白米をとぐという過程で、ストロンチウムが90~97・5%は除去できるという。
キュウリやナスは、水洗いでストロンチウムが50~60%減り、ホウレンソウは煮沸であく抜きをし、「おひたし」にするとセシウムが50~80%除ける。魚のカワマスは煮魚にすると、セシウムが半分になる。
安田さんは「放射性物質は内臓にたまりやすいので、汚染されている疑いがある魚は、サンマなどでも内臓を取ってから食べた方がいい」と説明する。
報告は、放射性ストロンチウムにも着目しているのが特徴。国内では、政府機関などによるさまざまな地点の測定でこれまで、セシウムに比べ、ストロンチウムの検出量がかなり少なかったことを背景に、原発事故後も、ストロンチウムについての食品検査はあまり実施されていない。
ただ、放射性ストロンチウムは、骨に入り込みやすい特性がある危険な物質だ。岐阜環境医学研究所(岐阜市)所長で放射性物質に詳しい松井英介さんは「食品についてのストロンチウム検査をもっと多く実施するべきだ」と指摘する。

◆「汚染」食品 小さい子ども、摂取は避けて

放射性物質を含む食品を食べると、体内で粒子が周囲の細胞に放射線を浴びせる。この内部被ばくで将来、がんにかかる危険性が高まる。水洗いや煮沸などで、かなりの放射性物質を除去できるという報告は、放射性物質をわずかでも含む食品を食べるときの安心感につながる。
ただ、安田さんと松井さんは、放射性物質に汚染された食品を食べるのはできる限り避けるべきだとの考え。特に、小さい子どもについての危険性を強調している。
松井さんは「政府は内部被ばくの問題を軽く見すぎだ。原発事故による内部被ばくが広がらないよう、抜本的な対策が必要」と訴えている。

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