2012年2月1日水曜日

武田邦彦氏










大きなスケールで見てみますと、
地球は46億年前に出来ました。
現在まだ何が起こったのか?
空気中のCO2が、ずーと下がってきた。
CO2が無くなってきますので、その代わりに
CO2の”O”のところ酸素が増えてくる。
つまり
地球の歴史を長く見ると
CO2がなくなって酸素が増えてきた歴史である
何故かといいますと
実は、
地球上で使える資源というのは、CO2しかない

例えば、
鉄鉱石は、CO2がCとOに分けた、
O・酸素のほうが鉄に作用してできたのが鉄鉱石。

サンゴ礁は、
カルシウムがCO2と反応してできたのが、
サンゴ礁とか石灰石とかビルディング。
ビルも全部そうですね、CO2で出来てます。

鉄鉱石もそうですね、
それから
動物、植物、これ全部CO2ですね。
CO2と太陽の光で植物の体ができますね
その植物を食べることによって動物の体ができます。

と、言うように
地球というのは、
岩石も生物も鉄鉱石も動物、植物も
全部CO2を原料としてきたのです
それで、原料にしてきたおかげで、”CO2”が無くなってきた。
いま、ココにあるわけですね。
もう、無い寸前なのです。
あとどれ位で生物が絶滅するかなと計算したら
多分、5,000万年以内には
CO2が無くなって絶滅しますね。
CO2が無くなりますと
資源が無いですから原料が無いですから絶滅しますね。
地球は、ものすごく冷たい星になって終わりになります。
その、寸前に近づいている。

地球上には、
CO2しか、資源はないのだ。
今、石油が資源と言っていますが
石油は、CO2から出来ています。

本当にCO2を無くしていいのか?
という見方もあります。

自然エネルギーは、自然を破壊する。これは、決まってる。
太陽は、人間だけが使っているんじゃない。

再生可能なエネルギーというのは、
僕に言わせれば、
言葉の間違いですよ。
”再生可能エネルギー”なんて云うのは
熱力学エネルギーに反していて、そんなのありえませんから。
エネルギーは再生可能じゃありませんから。
エントロピーは増大しますから。
損害は、どこかで出ます。
太陽電池だったら、シリコンがダメになるとか
水力発電所のダムだったら
コンクリートが壊れるとか、劣化するとか。
だから、
”再生可能エネルギー”なんて云うのは世の中にはありません、
あのー
どのくらいの損失があるかという比較はできます。

”再生可能なエネルギー”も”リサイクル”も
日本中がペテン師になった。

風力・太陽光・バイオマスこうしたものは
効率の問題云いますか、
どこかで必ずエントロピーが増大して
劣化が必ずある。
かけたエネルギーがそのまま戻って来ることはなくて
どこかで損失は生じる。

生じ方を自然の破壊という形で主に負担させるのが自然エネルギー
人間の環境に被せるのが化石エネルギー
だから、例えば水力発電がその典型的で
データが全て出てますから、終わってますから

川がエネルギー100で流れてくる
上からね
そこで、人間が電気で50を取ると。
すると、下のエネルギーは50になります。
当たり前ですね。
水圧や水流が落ちるということ。
すると、その川は元々、
そのエネルギーで付近の木だとか魚とか砂利とかが形成されていた
ですから、ダムを上に造ると一変にダメになる。
この、自然破壊はダムを造って最初の頃は分からなかった。
みんな、今と同じで。
水が流れて来ているのだから、そこから取って何が悪い?
ムダに流れてると思っているのですよ。

風もそうなんですよ。
風の強さで木の数が決まる。
木というのは、
風によって表面が更新され
そこから蒸発する水分によって葉っぱの数が決まる。
つまり、洗濯物と同じですから。
それで、それによって熱を取って木という生存が決まる。

風が止むと木は、全部枯れます。

無風状態の時は、木は育ちません。















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