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米、プルサーマル放棄へ 工場建設コスト高騰で予算削減を提言

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米、プルサーマル放棄へ 工場建設コスト高騰で予算削減を提言 産経Biz 2013.4.24 05:00 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130424/mcb1304240505016-n1.htm 米サウスカロライナ州にある米エネルギー省のサバンナ・リバー核施設(フレンド・オブ・ジ・アース提供)【拡大】  米国が原子力発電所で使用済み核燃料を燃やすプルサーマル発電を放棄する可能性が出てきた。米露冷戦後に大量処分が必要になった兵器級のプルトニウムを平和利用する計画だったが、プルサーマル発電を行う電力会社が現れないことに加え、財政難の米国政府も莫大(ばくだい)な関連予算をまかなえなくなった。  ◆「負担範囲を超えた」  米国政府は米サウスカロライナ州にあるエネルギー省サバンナ・リバー核施設内で、廃棄する核兵器から取り出したプルトニウムで「プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料」を製造する計画を進めている。  余剰プルトニウムが再び核兵器に利用されないよう商用原子炉に利用するためのMOX燃料工場の建設を目指している。  米国とロシアは3年前の核安全保障サミットで、兵器級プルトニウム34トンをそれぞれ廃棄する合意文書に調印。これを受け両国は防衛目的にとって不要なプルトニウムが増大している。  しかしオバマ大統領は今月議会に提出した2014会計年度(13年10月~14年9月)の予算教書で、工場建設予算を前年度比27%減の3億2000万ドル(約317億円)に削減することを提言した。さらに、計画そのものを破棄することも検討していると説明した。  工場建設スケジュールが大幅に遅れている上、建設コストが高騰し、当初の予想をはるかに上回っていることが理由だ。これまでにかかった経費はすでに計37億ドルに達し、大統領は「負担できる範囲を超えている可能性がある」としている。  MOX燃料製造工場の建設計画が最初に提案されたのは1998年。米露が冷戦時代の核兵器削減に向けて動き始めた時期だった。工場建設の請負業者は、仏原子力大手アレバ、米エンジニアリング大手ショー・グループなどの連合事業体である「ショー・アレバMOXサービス」。  米エネルギー省は、工場建設費と25年間の工場操業費用の合計を当初、18億~23億ドルと試算していた。しかし着工した2007…